2020年01月10日

JBL4344 ドライバーの歪

定休日、水曜の夜、JBL4344使いのお客様より泣きの電話が入りました。
内容は「ピアノなどの音源でホーンからの音が歪む...」

状況を詳しく伺うと、磁気ギャップに鉄粉が入り込んでボイスコイルと擦れているか
振動板の位置が悪くなり歪を発生させているかのどちらか...。

お客様は生きる糧がオーディオなので
こういう症状の歪はイライラして精神異常になるほど憂鬱なのが伝わってきます...。

直ぐに治してあげないとお客様の本業の仕事にも差し障りがある感じなので
木曜の定休日に出張してドライバーとホーンを外してきました。

4344の場合ドライバー本体を取り出す為にリアバッフルの一部を外すのですが
リアバッフルが食いついてなかなか外れませんでしたが必殺の方法で無事に外しました。(笑)

片側だけ修理すると左右の音圧や音色が違ってきますので両方外して同じようにメンテします。

店に持ち帰り点検...。

DSC00632[1].jpg

見た目良好!
DSC00633[1].jpg

見た目は綺麗なもんです。
歪む方のドライバーの磁気ギャップは綺麗で
外の部分に鉄粉が付いていました。
振動板の位置が悪い為の歪と判断...。
DSC00634[1].jpg

歪まない方のドライバーも確認すると、こちらには鉄粉が確認できます。
ピンボケの為、見にくいですがU字型の溝のセンター辺りにポツンと付いています。
お客様に確認すると、「以前少し歪んでいたけど今は歪まない...」と
なるほど鳴らしていたら運よく歪まない位置へ鉄粉が移動した感じですね...。
DSC00642[1].jpg

すべて取り除きました。
DSC00643[1].jpg

振動板の方にもハンダの飛び散りがポツンと付いていましたので
凹ませない様に取り除きました。
DSC00638[1].jpg

上記の内容は下記ビデオで確認ください。


修理して組み上げ動作テストです。
DSC00645[1].jpg
問題のピアノ音源は全く問題なく再生できて
その他のソフトをスーパー爆音で再生しても全く歪まない!
2時間ほど色々と試聴しましたが完璧になったので握手を求められました!(^^♪
posted by Lansing at 00:13 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。