2019年12月28日

古民家再生オーディオルーム 7

音響漆喰が塗り終わり正面に塗ったグレーだったカーボン入り漆喰が白く乾いてきました。

べた基礎を打った床下にはトラック2台分の砕石を敷き詰め
砕石が床と接触しない様に床を施工しています。
振動を吸収する石と床を接触させないのは
(振動を殺す制振オーディオボードの構造にすると音が死ぬからです。)
制振ではなく整振です。

普通床より剛性を上げた構造となっていますが
掃除機が置いてある辺りの床にはスピーカーなどの機器が置かれますので
黒いホースの辺りで、こちら側の床と見た目では判らない様に縁切りしています。
掃除機が置いてある床で飛び跳ねても「ドンドン」と音は出ません。
(当店の床構造より剛性を上げた床としています。)
床全体が能舞台の様な床鳴りが生じない構造としています。
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正面下のブロック
コンクリートで打ち直したべた基礎からブロックを立ち上げて床を貫通させています。
後ろの壁とは隙間がありブロックと壁で低域の反射を整音します。

古民家は剛性が弱いので
壁は木毛セメント板やMクロス合板で剛性を上げ補強を入れ
壁の隙間にはスタイロフォームを現物合わせで切ってキッチリ詰めていますので
一般的な家に多用されているプラスターボード+壁紙の壁と違って
叩くと「ボコボコ」鳴くという事はありません。

黒いケーブルは直引きしたオーディオ専用電源、
クリーニング業者に部屋全体を綺麗にしていただいた後
12月30日に私がコンセント等の工事をします。
グレーのVVFケーブルは床から上に照らす間接照明用
DSC00570[1].jpg

スピーカーをセットする壁の上と両側は傾斜を付けた構造としました。
内部に補強を入れてガッチリ施工して内が響かない様に吸音材を入れております。

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正面左側
左右の袖壁は砕石入り低周波整音壁となっています。
低域の多い音楽が鳴っている場合、
スピーカーの後ろにボアボアした低音の濁り音が溜まりますのでその対策です。
低音は重量が軽いウレタンやスポンジ、綿などの繊維系ではほとんど吸音しません。
波打ったような見た目の吸音材を貼りつけると中高域が吸音されてつまらない音になります。

縦の板(ディフューザー)は角度が可変できるようになっています。
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押し入れだった収納部分を造作して中に入れる様に改造
本棚や引き出し式の机を付けて読み書きやPC等が弄れる様になっています。

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廊下
こちらは後日クリーニングしてメンテします。
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天井ディフューザーと床の間
天井からの反射音と床から上へ反射する音をコントロールします。
DSC00573[1].jpg

古民家は隙間風が当たり前なので
床暖房完備
ガラス戸はペアガラスのサッシへ変更
雨戸はシャッターへ変更等で隙間風をシャットダウン
床はべた基礎を打ちましたので、土の上に床の構造ではありません。

すでにこの状態でも部屋の中で会話しますと声が澄んで聞き取りやすいです。
30日にAIRPULSE A100を持ち込んで借り音出しをしますが楽しみです!

posted by Lansing at 17:42 | Comment(0) | 古民家再生オーディオルーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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