2017年07月30日

アイソレーショントランス 特注ケース

入力機器用のアイソレーショントランスが完成いたしましたので、
早速ケーブルを繋いで試聴しております。

DSCF0762[1].jpg

同じような設計で
100V/120V 100V/240V 200V/100V等の昇圧や降圧トランスも納品しましたが
絶大なる高評価を頂いていますので、
今回、入力機器用の100V/100Vトランスを作りました。

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市販されているオーディオ用のアイソレーショントランスを繋いだ場合、
スカッと音が澄んで雑味が減少、
全体的に綺麗になって見通しが良くなるのですが、
その反面、冷たい感じの音色となり、
中低域のエネルギー感が減り、やせ気味でタイト、
音楽の躍動感もガックリ減り
全体的にキリっとした真面目な表現になる事が多いと思います。

中低域の厚みが出ないかと、
容量を1000VA〜2000VA〜3000VAと大きくすると
容量の小さい物は、上記の感じが強く出て
容量の大きなものは厚みと太さが増してくるものの
全域に渡り、おっとりした音となり反応が鈍くなってしまいます。

上記の様な感じにならない様、特注で100V/100Vのトランスを作りました。

他と違う所は色々な要素が有りますが、
一般的な他社製のトランスと比べた場合、
巻数を多くとり、鉄損を減少させています。
手巻きでキッチリ巻き線を揃えて巻き上げていますので
機械巻のコイルとは比べ物にならないほど磁気回路が綺麗です。
キッチリ巻いていますのでトランスはウナリませんし、
低容量でも低域特性が良く低域は痩せなくなります。

電源ONの突入で、
トランスが「ブ~~ン」、室内の照明が一瞬暗く...。
みたいな現象も起きません。

こういう感じで、他にもいろいろ検討して設計していますので、
150VAの容量ですが、連続で150VA使用しても
何ら問題の無いという表示を付けています。

他社製の物の場合、
このトランスの1/2程度の大きさでも300VAの表示が付いている物が多いですが、
そういう感じでの表記なら500VAと言っても問題なく、実際使用できます。

で、お客様2名を交えて試聴した感じですが、
トラポやDAC、CDPへ
コンセントプラグとIECプラグを付けたオレンジ君ケーブルを繋いで聴いて
その後、写真の様にトランスへ同じオレンジ君ケーブルを繋いで(プラグ類は同じ)聴き比べてみると、
情報量が格段に増え、低域に弾力性が出て厚く聞こえます。

電気理論的に考えた場合、
トランスなどの介在物が無い方が伝送特性は良いのですが、
聴いた感じは、あった方が良いので不思議です...。

トランスを一旦外し、
ラダークラフトセブンの大容量ケーブルを電源ケーブル化した物で聴いてみると、
ラダーの方が、全域で分解能が高く速く聞こえます。

もう一度、ラダーからトランスへ入れ替え
トランス本体を、金属ベース+ドライカーボンの上に置き、
トランス本体へ大地アースを繋ぎ聞いてみると、
ラダーと音は違いますが、分解能はラダーと遜色がない感じになりました。

試聴の結果を考慮し、最高となるように考えますと、
カーボンと金属で振動対策したケースへトランスを入れアースを落とす。
電源のINとOUTへは、
ラダークラフトセブンのケーブルを付けてしまえば、
他に比べるものが無いほど圧倒的な感じになるのではないかと予想できますので、
ケースを設計し、
ラダーの大容量ケーブルで、DSタイプの最上級ラダーケーブル(笑)を特注でお願いしようと考えています。

プロ用デジタル機器のケースも作りました。
天板と底板は、カーボンと金属が載るように設計しています。

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オーディオ機器の木箱みたいに本体へ被せます。

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下の光っている板の裏へカーボンが入ります。

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側板を機器本体へ固定し、天板は側板へ切られている縦長の穴へピンで外れない様にする構造ですから
天板は上下するようになっており、固定するのではなく、本体に載っている感じにします。
底板も、ケース底板のカーボン上に載りますので
考え方としては、大きなインシュレーターで、締め付ける事なく囲われている感じとなります。

DSCF0761[1].jpg

盆前に、スピーカースタンドと、壁コンベースが完成すると嬉しいのですが、
加工業者さんが忙しいみたいでなかなか完成しません。

完成したら公開いたします。

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