2009年06月18日

アッテネーター

ライン用、小型アッテネーターの試作品です。

7 001.jpg

プリアンプの音質劣化を嫌い
シンプルなアッテネーターを
好んで使用される方もお見えになる事と思います。

その様な考えのお客様から
色々な種類のアッテネーターを
お聞かせ頂く事があるのですが、
繋ぎ変えて色々と実験しますと
プリは必要無いと思う事も多々あります。

短所としては、
音が細くなってしまったり
解像度が低かったり、
素晴らしい音質の物でも
ある一定の音量範囲のみで、
その一定枠を外れると、
音質が悪くなる等、
色々と難しい要素もあります。

中でも良かった物は、
プロ用機器に試用される
スライダー式抵抗器が多かったのですが
P&Gの古い物(プラスチックコンダクター)
エックミラーの古い物
ドイツ製の古い物など
入手困難な物が多く
一般的に手に入りやすい製品では、
イマイチな物が多かったです...。

デボンやWEの物も良いのですが
音の個性が強く、
この種の傾向が好きな方しか受けない感じ...。


個人的には、
エックミラーの太くて安定した音がするフェーダーと
カウンターポイントのアッテネーターの改造品を所有しています。

今回の目的は、
上記アッテネーターの短所の解決、
所有している物を明らかに超える物の開発です。

構造的にはアナログ式の電子ボリュームで、
音声信号が通る回路は最短とし、
機械式の接点レス化
超シンプル回路構成、
使用するデバイスを
最大限生かす回路構成とします。
音質の目標は上記の通り...。

現在試作機にて、音質評価中です。
機能は入力2系統切り替え可能で
ボリュームコントロールのみ可能
今の状態では受光部が無いので動作しませんが、
リモコンで、ボリュームコントロールが出来る様になっています。

7 002.jpg
(アッテネーター+DAC)

今のところ、手持ちの
エックミラー、カウンターポイントのアッテネーターは
完全に凌駕するところまで音質が向上しています。

やや暖色系の音色で、
fレンジ感は広大、
濁りが無く、とても見通しの良い音質です。

空間表現や残響が引いて行く感じは
機械式アッテネーターでは、
味わえない素晴らしさです。

個人的にべた褒めですが、
アッテネーターのファンの方
辛口評価で超マニアな方に
試聴依頼をし、
音質評価していただく考えです。
その評価を参考に
今後の完成度を高めて行きたいと思います。

7 003.jpg

7.jpg

写真は
店に持ち込んだアッテネーターを
DCD-S1をトランスポートとし
ジュリアDAC
今回のアッテネーター
JBLプロ用パワーアンプ
JBL4343B
こんな感じで適当に音出ししていますが
既製品の高級オーディオ機器と比べても
申し訳ないほどの音が出てしまっています。
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