2021年08月24日

カーボン+メタル、特注オーディオボード

一つ前のブログで紹介したボードを納品セットしてきました。

レコードプレーヤーの下へボードを敷いております。
ラック上へ1mmのドライカーボンを敷いて10mmの特殊メタルボードを載せ、
更に10mmのドライカーボンボードを載せてボードが完成!

ドライカーボンの板は重たく無いのですが、
メタルボードの方はこの見た目の厚みで30Kg以上あります。(笑)
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CDPの下へ敷きました。
これでアナログとデジタル両方 音の入口となる機器の土台が安定します。
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お客様と二人でササッとセットし、
ボード以外の機器、ボリュームレベルも試聴ソフトも含めすべて同じ条件で聴いてみました...。

先にアナログレコードを試聴したのですが、音が出ても二人とも声が出ません...😲 
音出し1分以内に色々な変化をつかみ取れました!

演奏中のS/Nが良くなり音にざわつきが無い、針がレコードを擦るノイズが減っている...
ピアノの音が広くなり音色が多彩、ピアノの響きも空間へ広がる残響も濁りが激減して綺麗
ドラムのタムの打音がエネルギッシュになり腹に来る!
中低域のボケや滲みがスカッと減り地に足が付いたようなド安定感
カメラのピントが合ったように左右の分離感や定位、奥行き感が良く判る
若干気になっていた高域の音のキャン付きが無くなり
低域は最低域が良く伸びたのか案騒音で空気が揺れる感じまで出ています。
3本アームなので最初に聴いたMCからMM/モノラルと切り替えて聴いてみると
MMの分解能や力強さも抜群!
モノラルカートリッジは、厚く太い音で、ばっちり決まるセンター定位が面白い...。

CDへ切り替えて聴いてみる...。
広くて高分解能!
CD盤で十分と思える出音...
ボードを敷く前は伸び切る感じに詰まった感じがあったことが理解できます。

短期間で、部屋、電源、ケーブル等はすべて済んでおり、
今回は最終的なセッティング部分の改善を施しておりますので
ボトルネックとなる最終部分のネックが外れていきますので改善効果が凄まじいです!

この先、フォノイコとかプリ部分へもボードを追加した場合、更なる高純度化が期待できます。

この3本アームのアナログプレーヤーですが、
当店以外で購入したアームが追加されていたので
私が施した特殊なアースの取り方をした部分が弄られていないか確認したところ、
モーター部分へ付けていたアース線が外されておりました...。
なぜ外されたのかをお客様へ確認すると、「アームを付けたオーディオ屋さんが外した」と?
アホかと思い取り付け直して再び試聴すると、無音時のボリューム後半から若干「サー」と出る音や
「ブ〜ン」と小さく聞こえる微小なハム音が驚くほど減少しました。

これにはお客様もビックリで、再び試聴し直しますと、更によい感じの出音になり、
この後1時間も色々な音源を爆音で試聴してしまいました(笑)

           以上

余談ですが、またコロナが凄まじいので、家籠りで音楽を聴かれる方が増えております。
まぁ出歩くより高音質で癒されていた方が安心ですね!

また今回のブログとは別のお客様ですが、
先日、Ultimateケーブルを当店で試聴されたお客様から
電源装置やケーブル購入についての相談が入りました!

台風が過ぎ去ると、また暑くなるそうですので 皆様ご自愛ください。

今日の午前中、外が騒がしいので確認すると、止まれ無視の自転車と車がぶつかる事故...。
当店の隣にある中華料理屋さんの小さな交差点は、止まれを無視する方々が多々いらっしゃいまして
年に数回は出会いがしらの事故があるんです..。

歩道に座っている兄さまが目の前ワンボックスのスライドドアに一旦停止無視で突撃という感じです。
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posted by SoundJulia at 15:57 | Comment(1) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月22日

オーディオボード

皆様いかがお過ごしでしょうか...。

長雨と豪雨の被害、コロナで何ともなりませんが、
マイナスを見るとメゲてしまうので、
私は現実逃避の為、室内でオーディオを楽しく嗜んでおります。

お盆も明けて注文していた製品が到着いたしました!

SJ-SI+メタルベースをご使用いただいているお客様より
Ultimateオーディオボードをご注文いただいていたんです...。

お客様の希望でボード三枚をサンドウィッチします。

ドライカーボン
メタル
ドライカーボン

使用する部分は音の入り口となるアナログプレーヤーとCDプレーヤーです。

ドライカーボン
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積層ドライカーボンボード 10mm厚です。
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特殊メタルボード 2枚合わせたら重たくて持てません(笑)
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SJ-SI+メタルベース インシュレーター
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部屋の音響チューニング、使用するオーディオ機材、電源、
ケーブル類を変更すると大きく音質が変わりますが、
機器の置き方、ラック、ベースボード、インシュレーター等でも音質は変化します。

私個人的に、オーディオバカの性で、どれだけの効果が有るのか非常に興味があります。
本日の午後から納品して、このボードだけで、どれほど音質が変化するのか確認してまいります。




posted by SoundJulia at 12:27 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月08日

お盆休みはYouTubeや映画をハイレゾで楽しむ!

PCとTVを利用し音声をハイレゾ化!
画像はTVの大画面で観て音はエアパルスやオーディオシステムから出力する作戦です。

PCでAmazonPrimeVideoなど契約しているところを開きます。

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通常の音声出力は48KHzですのでこれをハイレゾ化(偽レゾ)するには
エアパルス等のハイレゾ対応スピーカー又は高性能DACをPCとUSBケーブルで繋ぎます。

先にエアパルスのスピーカーから...。

PCとエアパルスA80(またはA100/A300Pro)をUSBで繋ぎ
PCの音声出力を🔊マークからエアパルスのX-MOSへ切り替えます。
※Windowsの場合はエアパルス専用のX-MOSドライバーをインストールします。
 インストールしない場合、PC内の汎用ドライバーでの操作となります。
 Macの場合はインストールの必要はありません。
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PCからの送り出しを変更する為サウンドを開きます。
USBから送り出す方へ✔ プロパティを開きます。
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プロパティを開きました。
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音声の加工をしないへ✔
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現在は当然48KHz
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エアパルスで最大値の24ビット192KHzへ切り替えます。
これでPCからの出力がハイレゾ化します。
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エアパルスではなくオーディオシステムから音出しできる場合は高性能なDAC等を繋ぎます...。
今回はDAC212SEをPCからUSBで繋いで上記エアパルスと同じ順番でプロパティを開き変更します。
凄いところまで表示されますので最大へUPします。
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32bid 384KHZ(笑)
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映像は小さな画面で観ても面白くないので
TVとPCをHDMIケーブルで繋いで映像をTVへ出力します。
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この状態で映画やYouTubeを見ながら先ほどの音声プロパティでノーマルの48KHzと
繋いだ機器の最大値等で切り替えて視聴してみますと、かなりの音質差を感じると思います。
家籠りでお暇でしたら試してみてください。
映画の場合、臨場感に変化を感じます。
YouTubeの場合、音楽物が面白いです。
昭和の映像をYouTubeへ落とした物で、
例えばキャンディーズの全盛期モノなどは
生のバックバンドで歌っていますからアナログ放送のブラウン管TVで見ていた時とは違って
異様に生っぽい感じがあり面白いです。
モノクロの50年代60年代のJazzも「こんなに良い感じで録音されているの」?と思えるほど
想像以上の高音質で視聴できますし、CD等の場合は映像がありませんが
マイルスやビルエバンス、オスカーピーターソン等が演奏している映像を見ながらの視聴は楽しいです。

それから音声以外に快適になる部分もあります。
TV側のTVアプリでアマゾンプライムビデオやYouTubeを操作すると
動きが鈍い場合がありますが、PC側で操作しますとサクサク動いて快適ですし
PCへ、アドブロックを入れて広告表示を制限している場合はYouTubeの動画でCMが無くなります。

※使用するPCの能力が低い場合は、4K映像や最大値のハイレゾ出力で視聴した場合
 カクついたり、音声がプツプツしたりする場合があります。

posted by SoundJulia at 12:46 | Comment(0) | TV+ピュアオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする