2021年07月31日

コロナと暑さで店籠り!XLRケーブル完成しました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?
外に出ると恐ろしい暑さですから店に籠り内職の様な作業をしております...。

先日の定休日に外出して色々と回ったのですが、
何となくフラフラしたので脱水?と思い自宅に戻って体重計に乗ると
朝の計測から体重が1Kg減っておりました。😱

水分補給しながら行動しておりましたが想像以上に水分を奪われておりビックりでした!
気軽に考えておりましたがこの暑さはヤバいです...。

店での内職(笑)は
パンドウイット社の編み組が届いたので長尺(12m)のXLRを完成させました。

約150m巻
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バランスケーブルなのでXLR出力からバランスアンプへ繋いでテストします。
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バランスOUTへ繋いで離れたところのパワーアンプへ送ります。
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グチャグチャで床を這わせます。
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長尺なので、S/Nを確認する為、TVや電源タップ周りをグチャグチャで這わせて音出しします。
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超高能率のハーツフィールドで確認しましたが流石にバランスケーブルです!ノイズは乗りません😲
接続して直ぐは新品独特のやや詰まった感じがありましたが、CD2枚ほど聴いていると抜けてきました。
厚みやエネルギーも有り良い感じです!
もうしばらく初期エージングして納品します!


posted by SoundJulia at 15:27 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月26日

特注ケーブルの製作

当店と同じ名古屋市に本拠地があるKOTOBUKIさんより
現在手掛けているオーディオルームで使用するケーブルに
当店のケーブルを採用いただきましたのでレポートします。

下の写真のケーブルはご注文いただいたスピーカーケーブル完成品です。

あるお客様宅で、
このケーブルのプロトタイプが繋がれているスピーカーを聴かれたと言うのが
今回ご注文いただいた大きな理由の一つになります。

KOTOBUKIさんは、そのお客様が以前使用されていたケーブルの音も聴かれていますので
今回導入したケーブルの音質と大きく変化していた事から興味を持たれ来店されご注文いただきました。

今回のスピーカーケーブルは、当店のReferenceグレード(標準品)がベースで
スピーカーの入力ターミナルがトライワイヤー方式となりますから
出力側のプラグは+3つ-3つ取り付けております。

バイワイヤー方式のスピーカーは近年よく見る方式ですが、
この方式の場合、スピーカーケーブル+-を各1本で接続する場合、
入力ターミナルの高域側入力と低域側入力をショートバーで繋いで接続する事になりますが、
スピーカーケーブルを繋ぐ場所を高域側にした場合と低域側にした場合とでは音質が異なり
また+を高域、-を低域、またその逆となる様、たすき掛けの様にしても音質が変わりますので
繋ぎ方4種類の音質に変化して何処に繋いで良いのか悩んでしまう事があります。

今回はトライワイヤーなので接続は更にややこしくなりますし、
アンプを高、中、低の3台使用ではなくフルレンジで1台使用という事で考えますと
ケーブルを3セット使う場合はダンピングファクターは上がるかもしれませんが、
アンテナ効果や静電容量も上がり費用対効果が悪くなりますから端末で3分割しました。

以前これを改善する為にバイワイヤースピーカー用の
Y型のショートバーを製作してその音質差を無くす事ができた経験から
今回のトライワイヤーはケーブル1本から3分割させて入力するよう作りました。

ケーブルの方向性管理、シールド構造で製作しております。

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この更に上はUltimateタイプのケーブルがございます。
こちらの場合は、上記のケーブルの+-へ更に追加で加工したケーブルを取り付けています。


現代のオーディオ機器の電源は、昭和の頃の2Pコンセントではなく
3PコンセントプラグとIECプラグが付いたアース付きの電源ケーブルを使用する場合が殆どですが、
この場合、機器側インレットプラグのアースが機器アースとして接続している場合
機器の何処かで回路のグラウンドと結合していますので
CDPやプリアンプ、パワーアンプなど2台以上の機器を
3PコンセントとIECプラグのケーブルで給電した場合、
壁コンに挿しても、電源タップに挿しても
アースループが形成されて音質が悪くなる場合が殆どです。

これを解消すには入力機器1台で大地アースを落とします。
その他の機器はラインケーブルで接続しますから結局グラウンドで結合されて
アースが効いている事になり全ての機器に大地アースの効果は発揮してアースループは解消されます。

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上記の3Pコンセント使用のアースループを解消する為
下の写真で赤いマークがあるケーブルを入力機器へ使用し
その他のケーブルはプリやパワーへ使用する事でアースループを無くす様に作りました。
もちろん全て方向性管理されたシールドケーブルとなります。

こちらもReferenceグレードの標準ケーブルです。
音質的には中庸で癖のない感じとなります。
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機器の操作はリスニングポイントの手元近くでアンプはスピーカー側へセットする設計という事で
長尺で特殊構造のバランスケーブルを製作いたしました。

以前、スピーカーDS-4NB70とパワーアンプを近くに置き、プリの操作は手元で行うというお客様から
ラインケーブルのご注文を頂いた際に、試行錯誤して9mでも分解能が高く音がダレない
XLRのバランスケーブルを作りましたのでその構造と同じ様に製作しました。
方向性管理のシールドバランスケーブルです。

バランス伝送の場合、長尺でもノイズを打ち消しあって影響が少なくなりますが
更にシールドもかけてありますので、ただのバランス構造よりS/Nも良好となります。
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上記はR側なので現在はL側を作っている途中ですが、
最高峰の編み組ジャケットと思って使っている
パンドウイット社のジャケットが足らなくなりましたので今日はブログを書いております。
お客様宅の納品前にKOTOBUKIさんのオーディオシステムに繋いで確認をお願いする予定です。



posted by SoundJulia at 14:51 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月24日

EL84 6BQ5 真空管式パワーアンプ SJ-6BQ5

当店の真空管アンプに興味を持っていただいたお客様が来店され試聴...
お気に入りいただけて成約となりましたので新規で製作をいたしました。

SJ-6BQ5 完成!
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使用真空管は現行球ではなくNOSのビンテージ球を使用
現代の真空管アンプの電源は整流管ではなくシリコンダイオードを使っている物が殆どですが、
球のアンプその物の出音を期待する場合は整流管だと思います。
球を交換すれば音の表現も変わりますので球ころがしの醍醐味が味わえます。

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このアンプの出力真空管(6BQ5/EL84)専用に設計した手巻き特注トランスを使用しています。
手曲げ板金加工のシャーシは高剛性ですから一般的なアルミ製と違い
トランスの上から押さえてもシャシーはフニャっと曲がりません。
塗装は焼付塗装、球の型番印刷はシルクスクリーン

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内部は現代真空管アンプの基盤式と違い往年の作り方を踏襲した手配線です。

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手間と時間が掛かりますから有名メーカー製の大量生産品では不可能ですね...。

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真空管を取り付けて初期エージングします。

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SoundJuliaのロゴマークは、今までのアルミ製からドライカーボンへ変更しております。
右端のツマミも削り出しで作っております。

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モノラルパワーアンプのSJ-6L6と並べてエージングします。

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手間とお金を掛けて製作しておりますが、
SJ-6BQ5の価格は1台:¥220,000-(税込み)
本来ならUESUGI製品並みの価格にしないと儲けは出ません(笑)
何でこんな事をしているのか
少なからずとも理解していただける方がいらっしゃいますので続けております。
価値観を共有できる方にご使用いただきたいと考えております。


posted by SoundJulia at 13:02 | Comment(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月19日

ホームページからの お問い合わせ・ご注文フォームのエラーについて


下記の事例がございましたのでお詫びさせていただきます。

最近の事ですが、当店ホームページから
お問い合わせフォームへ入力してお問い合わせを頂いた場合、
お客様が送信したスマホやPCへはお問合せ内容のリターンメールが届き
当店の方には、お問い合わせ内容が未着という事例が多発しました。

調査した結果、プログラム上のエラーを発見し修正をいたしました。

近日お問い合わせを頂いている場合、
上記エラーで当店の方へは届いておりませんので
誠にお手数ですが、今一度送信いただくか
直接お電話でお問い合わせを頂けると嬉しいです。

大変申し訳ございませんでした。





posted by SoundJulia at 12:48 | Comment(0) | その他のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月18日

cocktail Audio X35と真空管アンプを合わせて聴く!

 

今回はカクテルオーディオX35のアナログ出力を固定出力へ切り替え
RCAピンケーブル(カナレGS−6の5m)を使用し、
当店の真空管プリアンプSJ-preampへ入力、
スピーカーを駆動するパワーアンプも当店のSJ-6L6を使用して音出ししました。
スピーカーはTANNOY SuperRedMonitorです。

cocktail Audio X35

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マルチメディアオーディオなので色々と使えます。

catX35_03[1].jpg


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monaural_poweramp_01[1].jpg

音出し動画は下記の写真をクリック願います。monaural_poweramp_01.jpg

ステレオアンプは管球王国で絶賛されたSJ-6BQ5もございます。

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posted by SoundJulia at 16:07 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月17日

Ultimateスピーカーケーブル

久しぶりのブログとなってしまいました...。
少しの間にゲリラ豪雨、水害などが起こり、今日は天気良くて激暑...。
脱水症も危険ですしお体を壊されぬようご自愛ください!

コロナ禍で地味に仕事しておりますが
来店いただき試聴されるまでは眉唾と思われている
エアパルスA80やオリンパスミニなども好評いただいております。
最近はTVのスピーカーというより、ディスクトップ用とか寝室用で買われる方も増えました。

今週は、源装置KOJO DA-6や当店のメタルベース、ドライカーボンアクセサリーを
ご使用いただいているお客様からのご注文で
メインスピーカー横のパワーアンプからスピーカーまでのスピーカーケーブルを製作いたしました。

DIATONE DS-4NB70展示販売時に開発した物ですが、
様々なスピーカーへ繋いでも結果良好となる為、
スピーカーケーブルでお勧めの物、良い物と質問された時に紹介しております。
手作りですので見た目はこれ以上良くなりませんが、音は良いと思います。

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当店オリジナルアンプのSJ-preamp+SJ-6L6のセットへ
カクテルオーディオX35のアナログ出力をONして固定出力させ入力して試聴しますと、
予想以上に良い感じで聴けてしまうので結構遊んでしまいます。
X35の内臓アンプの抜けと切れの良い音と真空管アンプの力強く厚い音の2種類楽しめて面白いです。
次回YouTubeへUPしようと考えております。

この後、お客様からご注文いただいた
フォノイコ用の電源ユニットからフォノイコ本体へのジョイントケーブルや
3Pコンセントとプラグの機器用電源ケーブル等を作る予定です。


posted by SoundJulia at 15:04 | Comment(2) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月11日

真空管アンプでレコードを聴く!

当店オリジナルの真空管アンプ
SJ-preampとSJ-6L6でレコードを聴いておりますので録画しました。
レコードプレーヤーはミラコード90を使用
スピーカーはTANNOY SuperRedMonitor
ケーブルはUltimateケーブルを使用です。

アンプは基盤使用ではなく往年の作り方を踏襲した手配線で
トランスも汎用ではなく球に合わせた専用トランスを手巻きの特注オーダーです。
アンプは(ここをクリックして)確認ください。

先にダイレクトカッティングディスクを撮ったのですが、
リニアPCMで撮りましたので録音レベルが悪くボツにしました。
続いて撮ったオスカーピーターソンだけUPしますので
興味があれば下記のジャケットをクリックしてください。

リニア録音ですのでレベルやゲイン操作が無い為、
試聴時の音量が小さくなりますのでボリューム上げ気味で試聴ください。

71oC9pqBogL._AC_SL1200_[1][1].jpg


posted by SoundJulia at 19:16 | Comment(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする