2021年06月29日

Ultimateケーブル、カクテルオーディオX35など...。

各テルオーディオ X35
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お初で当店にお越しのお客様のお話しです...。

カクテルオーディオのX35の内臓アンプを使用して音出ししていた時
お初のお客様が、「これはこの機器1台で鳴っているのですか?」

お話を伺うと現在のオーディオシステムの音源入力は
30万越えでアルミの四角くてカッコ良い高級NASを使用し
CHORDのDACを使用して試行錯誤されているという説明...。

「USBケーブル1本だけ変えても音質が変わってしまいますよね」と私が言うと
「そうなんですよ!色々努力しましたが まとまりません...。」

バラけているシステム構成はボトルネックが一つでもあると
良い感じになりませんから、全ての機器の置き方から電源周り
ケーブルに至るまで気を配り自分の好みの音が出るDACを使用しないと
お金を掛けて良い物で揃えても何だかイマイチな感じになる事が多いと思います。

で、今はX35の内蔵のデジアンで鳴らしていますが
アナログライン出力で可変と固定が選べて他の機器ともつなげる事ができますから
真空管アンプで鳴らすとまた一味違う音楽表現になり楽しいですよと試聴していただいた。

そのお客様が「NAS1台の値段より安いX35だけで鳴らしても
今のシステムの音より良い音に聞こえます。X35はHi-Fi調で、
真空管アンプを通した音は音楽の表現や聴き心地が良くなりますね」と...。

お初はここまでで、しばらく経ってまたご来店いただけてもう一度試聴...。

やはり良いですねという事になり
自宅に導入して試してみたいという事になりまして
手持ちのNAS等の機器を売ってしまえばX35が買えるし
他の手持ちも処分すれば球のアンプSJ-6BQ5も買えるので
「両方買います。」という事になり先にX35を納品して
本日SJ-6BQ5を納品いたしました。

X35は既にセッティング完了で鳴らしているという事なので感想を伺うと
「全体的な分解能の向上と低域の引き締まり感も良く
メリハリのあるクッキリした出音になりご機嫌です。」と言う評価を頂きました。

1年ほど前に来店いただいた方も
L社の¥50万程度の同じような機器から買い替えていただけましたので
X35は侮れない機器だと思います。

私個人的にはX35+S1000(オリンパスミニ)のシステムで
ある意味「これで良いじゃん」という出音に聞こえます...。
価格もトータルで¥50万しませんのでアリかと思います。

X35は、まぁ色々と使えます。
小型パッシブスピーカーの余りでもあれば
リビングのTVの横に置いてこのX35を利用してTVの光ケーブルをX35へIN
TVの音はX35のDACアンプを通してパッシブスピーカーから音出しできますので
TVの内臓スピーカーなどより高音質で楽しめます。
X35を有線又は無線LANで繋げばある意味ネットワークオーディオ完成です。
操作は付属のリモコン、スマホやiPhone等からも操作可能です。
TVとX35のモニター出力HDMIも繋いでおけばTVの大画面でコントロール画面が見れますし
更にX35のHDMI音声出力ONにした場合TVから音が出ます(笑)
アナログレコード、普通のFMラジオ、ネットラジオ、Amazon等のストリーミング
デジタル音源はMP3やCDレベルからDSD、MQA-CDまで再生可能です。

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話は変わります。

機器のラインケーブル、電源ケーブル等Ultimateケーブル化したお客様のご注文で
最後のパワーアンプ用を製作いたしました。
バイアンプ駆動の低域アンプ用で製作して交換したところ
低域の分解能が上がると中高域の見通しなども向上し
複雑な音色やハーモニクスが融合するアコースティック楽器やピアノの音が驚くほど良くなりました。
全体的に腰の据わった安定感とS/Nの良さを感じ
小さな音でも痩せる事無く全体的に良く聞こえ
大きな音でもうるさく無く見通しの良い高分解能な出音になりました。
最後のボトルネックが無くなり全てが底上げされた感じですが、
改めて低域クオリティーの重要さを感じました...。

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久しぶりにご来店いただいたお客様がUltimateケーブルを試聴され
CD−アンプ用のUltimateケーブルをご注文いただけました。

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コロナ禍ですが、頑張っております!
posted by SoundJulia at 18:28 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月27日

オリンパス ミニ S1000 その後

カクテルオーディオ X35を使用して
オリンパスミニ S1000を鳴らします。

今回のオリンパスミニは、先回内部配線をWesternElectricの線材へ交換する...
と言っておりましたが、WesternElectricの線材へ交換はしておりません。

先回のネットワークチューンから、やるところまでやり、行き過ぎた為(笑)
一旦純正状態へ戻し、再びやり直した状態です。

今回の改良は、弄った事が分かる事無く純正状態に復活できます。
こちらをステージ1といたします。

ステージ2は内部配線をWesternElectricの線材へ交換しますので
元に戻す場合は弄った跡が残ります。

現代のブックシェルフタイプのスピーカーは、
箱もユニットもネットワークも作り込んでいますので
f特などもフラットでインピーダンス補正もされており
見た目のサイズより低域が出る物が殆どで
色々な測定をすると高性能なんですが、
出音は躍動感や音色が薄くなり面白くない感じの表現となる物が多いです。
しかしこのS1000の場合は、
昭和の時代の2ウェイスピーカーと同じ様な感覚で
フルレンジにトィータ―を足しただけに近い
簡素なネットワークで色々な補正も無く開放的な出音に仕上げてありますので
アナログしか無い時代からオーディオファンの方の場合
開放的で抜けが良く聴き心地が良い出音に聞こえるのではないかと感じます。

下の写真をクリックして音出し動画をご覧ください。

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posted by SoundJulia at 18:23 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月26日

Crosszone CZ-8A Ultimateケーブル

当店はクロスゾーン取扱店ですので新作のCZ-8Aを試聴してみました。

クロスゾーン製ヘッドフォンの一番の特徴ですが、
通常のヘッドフォンで聴いた場合
頭内定位となり、こじんまりとしたステレオ感で頭の中心にセンターが来ますが、
このブランドの特徴は、ヘッドフォンで聴いても頭内定位にならなくて
(スピーカーで聴いている感じを出す為の工夫が施してあります)
前から音が聞こえてくる感じで頭外に音場が形成され
ヘッドフォンで開放感と言うか空間を感じる音が聴けるところになります。
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今回のCZ-8A 高級感は満点です。
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CZ-8A 定価:¥209,000−(税込み)作り込みも良く装着感も抜群です。

ヘッドフォンケーブルは2本が付属
1.5m φ3.5
3.5m φ6.3

その他別売りでバランス接続ケーブルが販売されています。
XLR3極X2
XLR4極X1
φ6.3mm 3極X2
φ4.4mm 5極x1

ヘッドフォンアンプが本物のバランスアンプの場合
バランスドライブで聴いた方が優れた音質になります。

今回はノーマルのφ6.3mmステレオプラグで試聴してみました。
全くの新品ですのでエージング不足の出音ですが、
中音域の密度が高く濃く締まった低域で聴かせました。
最近のドンシャリ又は低域バフバフ音のヘッドフォンとは全く違い中音域が濃いんです!
CZ-1はそうでしたが、100時間程度使うと透明感や分解能が上がる予感がします。

CZ-8Aハウジング内
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CZ-1と比べてみる...。
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コンパクトにまとまったCZ-8AとデカイCZ-1
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CZ-8Aは折れ方も今風に進化しています。
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ちなみに最高峰のCZ-1は定価:¥275,000-です。
音場やレンジ感、分解能はCZ-8Aより優れていますので
音質的な要素のみで最高を狙う場合はCZ-1の方が良いです。

以下、話は変わります。

JBL4355をお使いのお客様よりUltimateケーブルのご注文を頂きました。

JBL製チャンデバ電源ケーブルをUltimateケーブルへ換装
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プリからチャンデバ、高低用のバイアンプ用ラインケーブル
全てUltimateケーブルで作りました。

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こちらはフォノイコ用電源ユニットと本体を繋ぐケーブルの純正品ですが、
構造を把握してからUltimateケーブルを作ります。

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前回のブログで取り上げた
Mark Levinson PLS-153L電源ケーブルの(純正)ジョイントケーブルをMILスペックへ変更ですが、
納品時に同席して試聴させていただきましたが
音場や透明感、レンジ感、分解能等かなりの変化で驚きました。

今回のチャンデバとラインケーブルも交換時に試聴させていただきます。

posted by SoundJulia at 16:28 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月19日

ケーブル作りに勤しんでおります...。

コロナ禍ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
店の方は熱心なお客様がカクテルオーディオの試聴にお越しになられたり
お電話でエアパルスについての質問やオリンパスS1000についてなどのお問い合わせを頂いたりします。
といっても基本的にコロナ禍で暇ですから(笑)
内職の様な感じでケーブル工作をしております...。

オーバースペック特注5mUltimateケーブル
1mのUltimateケーブルと比較試聴しましたが音質劣化する5mの長さを感じません..。
後日比較試聴のビデオを撮りたいと思います。
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Ultimateケーブル
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バージョン変更手直し、極性入れ替え等
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高ダンピングファクター シールドSPケーブル長尺物 製作途中
完成後、お客様宅へ出向いて音の変化を確かめましたが
演奏中のS/N感が上がり高分解能でしなやかに引き締まる出音になりドロドロ感が無くなりました。
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Mark Levinson PLS-153L電源ケーブルの(純正)ベルデン3404をMILスペックケーブルへ変更
3404はシールド構造の錫メッキ4芯ビニールコードです。
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ケーブル換装 完成!
MLの電源部分は置き方(インシュレーター)を少し変えるだけで出音は激変します。
純正ケーブルも長すぎるので今回の換装ケーブルへ替えた場合
どれ程変化するのか興味がありますのでお客様宅へ納品ついでに試聴させていただきます。
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プラグのピン接点部分をスーパーコンタクトオイルでクリーニングしたら
綿棒が見事に黒くなりました...。
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タグ:Mark Levinson
posted by SoundJulia at 14:13 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月12日

Stereo Sound S1000

オリンパス(S1000)を弄っていると仕事が進みませんから(笑)
ケーブル作りに励んでおります...。

Ultimateケーブルをご使用いただいているお客様からご注文いただいた
JBL4343用の特注スピーカーケーブル2.5m+α が完成して納品!
IN側がLS4(バナナ) OUTはJBLのプッシュ式ターミナルへ刺さる裸線仕様
全域に渡り分解能の向上と低域のグリップが上がりボケが減ると思います。
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現在加工を手掛けているのは
ムンドとCHORDご使用のお客様からご注文いただいた特注Ultimateラインケーブル
オーバースペック仕様
ここから特殊シールド加工します。
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S1000(オリンパスミニ)

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大人気商品のようで、販売元のステレオサウンドで売り切れております。
再開は今月末からの納品となります。
オリジナルのノーマルでもイケてる見た目と音です!

当店は1セット新品在庫が有ります。(ペア¥242,000−税込み)
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以下余談
鶴舞公園へバラを観てきました。

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以下5月〜最近の外食...。
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茂一 チャーシューメン バカウマです。
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posted by SoundJulia at 12:55 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月06日

JBL Olympus (オリンパスミニ S1000)その2

純正のネットワークを外しオリジナルのネットワークといたしました。
爽やかに抜けて音飛び良好!快活な出音になりましたので
チェック時のビデオを撮りました。
今後、内部配線をWesternElectricの線材で組み上げます。

音出しビデオは下記写真をクリック願います。
※著作権を侵害しておりますので音が聞こえない部分が出てくるかもしれません。

音出し機器はX35とS1000です。
SONY HDR-MV1の空気録音 リニアPCM録音の未加工でUPしております。
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posted by SoundJulia at 16:34 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月05日

JBL Olympus (オリンパスミニ S1000)

オリンパス入荷!!

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しかしサイズは? miniです。😊
ステサンから発売のS1000というオリンパスのオマージュスピーカー
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オリンパスの型番的には D50S7Rですね!
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ドロンコーン型ですのでバスレフ型の様なドロドロ低音は無く
歯切れよく弾んで快活な低音の出方です。
高域の抜けも良く滲まずスカッと切れます
ドラムなどの太鼓は、トランジェントも良くラッパ系の音も良く飛びます。
見た目のサイズ以上に豊かな出音、こじんまりする事なく朗々と鳴ります。
ベルエア程度のJBLが欲しいと考えていた方にはお勧めで
基本的にJBLが好きな方にはウケる音です。
当店が弄った4312MUが気に入っている方の場合イチコロだと思います。

※当店のオリジナル仕様として
 内部配線をWesternElectricのブラックエナメル絹巻線へ交換する等改造いたします。

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S1000 仕様 (限定販売品です。)
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●型式:2ウェイ2スピーカー・パッシヴラジエーター付き
●使用ユニット:ウーファー・12cmコーン型
トゥイーター・2.2cmコンプレッションドライバー+音響レンズ
パッシヴラジエーター・12cmコーン型
●クロスオーバー周波数:8.5kHz
●感度:87dB/2.83V/m
●インピーダンス:6Ω
●寸法/重量:W361×H236×D180mm/3.9kg
 メーカー新品価格:¥242,000-(ペア・税込み) 当店で購入可能です。
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下記の動画はカクテルオーディオX35とS1000で音出ししました。

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posted by SoundJulia at 15:12 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月04日

カクテルオーディオ X35

オールインワンのマルチメディアプレーヤーですからアンプやDACは内蔵の為必要なく
読み込みドライブも内蔵でストレージも簡単に取り付け取り外し交換等ができます。
音出しで用意する機器はスピーカーのみとなります。

CDPやアンプ類のバラコンを数十万〜100万円程度で揃えシステムを組み上げる場合、
構築する過程の楽しみはありますが、
出音の完成度を考えた場合、X35はコスパ抜群で高音質だと思います。
レコードからCD、ハイレゾ、DSDまで対応、
ネットワークサーバーやストリーミングもOK
ドライブ内装でリッピングしたソフトをCD-Rへ焼く事も簡単です。
内部動作の詳細設定も可能でなかなかの優れものです。

背面写真
機器の詳細は下記写真をクリックで代理店HPへ飛びます。


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posted by SoundJulia at 17:45 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする