2019年12月23日

TRV-CD6SE

来年発売される真空管バッファ回路搭載CDプレーヤー TRV-CD6ESをお借りしました。

DACチップは ESS ES9038
真空管アンプによる出力の他
一般的なCDプレーヤーと同じソリッドステートの出力(RCA/XLR)も搭載
CDをアップコンバートしてD/Aが可能です。(PCM352.8Khz/24bit又はDSD5.6MHz)
クロック入力と10MHzの基準信号の入力も可能
デジタルOUTはS/PDIFと光の他、何と!I2S搭載です。
しかもI2Sは、CDのオリジナル44.1KHzの他、
アップコンバートしたPCM352.8Khz/24bit又はDSD5.6MHzの出力も可能となっております。

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MUSASHIと並べてみる...。
大きさはフルサイズより小型ですが、持つとずっしりとした重さがあります。
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MarantzのCD-34と同じ位のサイズです。
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開けてみる...。
TEACのドライブメカ搭載
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アナログ式 トランス電源
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電源回路
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デジタル回路
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アナログ出力回路
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真空管バッファ
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アップコンバートは試聴しながら切り替え可能です。
この画面はノーマル状態でCDを44.1KHz/16bitで再生
この状態の時、I2Sは44.1KHz/16bitで出力されています。
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アップコンバートしてD/Aしています。
この状態の時、I2Sは352.8KHz/24bitで出力されています。
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DSDへアップコンバートしてD/Aしています。
この状態の時、I2SはDSD5.6MHzで出力されています。
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本体のアナログOUTで試聴してみますと
歯切れよく淀みの無いクッキリとした出音で爽やかに分解しハイスピードなサウンドで聴かせます。
何何に似ているという様な何処のメーカーにもない音、
貧弱な感じは無く正確で緩い感じの無いアスリート系の音ですが、硬いとかきつい感じはありません。
¥100万超えの高級高額CDPの出音と比較した場合、
低域の押し出し感や厚みは高額なCDPの方があると思いますが
その分遅くて何らかの音作りされている癖を感じる出音に聞こえると思います。

このTRV-CD6ES
低域も分解能が高く濁りが無く立ち上がりはモチロン立下りも速く
力強く締まっていてベースやドラムはドロドロするところが無く力強くて瞬発力ある音で聴かせます。
モニター系の音と言うか、ミキサーのモニター出力から繋いで聴いている様な鮮度感と
子気味良い抜けとキレ感があり楽しいです。

真空管バッファアンプの方へ繋ぎ変えて試聴しますと
真空管の持つしなやかで綺麗な感じの要素が入りこれはこれで面白いです。
真空管のイメージで「温かくて柔らかい音」そんな感じや
トロンとして鈍くなる事は無くソリッドステートとの出音の違いのみを感じます。
UESUGIの真空管アンプに感じる緩くて角の立たない
ボッサリしたピンボケ感は微塵もない精緻なサウンドですし
300Bのシングルアンプに感じる綺麗で儚くて細い感じもありません。
付属球はエレハモなのでワイドレンジで癖の少ない現代球のサウンドになりますが
天板はプラスネジ4本外せば外れますので
球をビンテージ球へ交換して球ころがしで好みのサウンドへ追い込むことも可能と思われます。

このCDPの最大の特徴であるI2S出力を
I2S入力付きのDAC DiDiT DAC212SEへ繋いで試聴してみました。

¥100万越えの高額CDPや高額トランスポートを使用して
S/PDIFの同軸や光でDACと接続する場合と比べても
このI2S接続の出音で感じる鮮度感は超える事ができないと感じました。
価格から考えて恐ろしい程コスパ抜群のCDPと思います。
再生しながらアップコンバートを切り替えてもDAC212SEのD/Aは気持ち良く切り替わり再生します。

ネットワークオーディオやリッピングして
ストレージに貯めて再生する事が嫌いな方で
鮮度感の有る明快な出音が好きなら使えるCDPと思います。

トロンとした音の感じやブヨブヨの柔らかい音、
厚く野太い低音が好きとか、ヨーロッパ系の芸術性や艶感を求めたり
何らかの固有の癖がある音が好きな方の場合は受けない音になります。

本体出力のアナログOUTのソリッドステートRCA出力で聴く限り
録音スタジオの調整卓モニターOUTから繋いで聴いている様な鮮度ある出音感です。

MUSASHIと合わせて試聴しますと
力強いのにスカッとした切れと迫力ある音で聴かせてくれます。

今日、試聴する限り素晴らしいと思いますので店頭展示用で購入する予定ですが、
今はまだ発売されておりませんので入手は不可...。

年末〜年始にかけてお借りできるという事ですので
しばらく色々試して試聴させていただきます。

posted by Lansing at 18:38 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

男の隠れ家オーディオルーム 9

部屋はほぼ完成しているので実験しながらセットしております。

お客様からのご提案で、「この部屋は、これから実験室化して楽しみましょう!」
という事になりましたので、変化しながら高音質化するオーディオルームとなりました。

今回はメタルラックの恩恵を確かめる実験ですが、
電源やラインケーブル、スピーカーケーブルの実験も並行して行っております。

お客様も私も真正、真性?(笑)のオーディオ好きなので
こういう実験と音の変化は楽しくて仕方がありません!

店はともかく好きなことが出来る他の部屋ができて、
試作品を作った後、自分ではない方に試していただけるという事は
正確な判断が可能となりますので助かります。
お客様はエンジニアさんですから、適当に行ってどうこう言う方ではないので
〇〇を行った場合、こうなったという変化をキッチリ覚えていますので
あれやってどうのこうの、これやってどうのこうの等の
試し方に節操のない数うちゃ当たる的な試し方を絶対しないので頼れます。
という事で、悪ければ改善、良ければ進むことになります。

今回はメタルラックを組んでスピーカースタンド代わりに使用した場合どうなるのか試しました。

取りあえずメタルラック+ドライCARBON
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見た目は持てそうですが、アルミではない特殊金属なので重たくて持てません。
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メタルラック+ドライカーボンボード+メタルベース+ドライカーボンインシュレーター
+スピーカー用ドライカーボンベースの上にDS-4NB70(笑)
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試聴してみると録音時の変な音まで聴こえてくる超絶な分解能と高S/Nで迫ります。

お客様ご自身も今まで超有名店でお世話になり色々試されていらっしゃいますしお耳も確かです。
私が口を開くと問題がありますが、ユーザー様が言うには問題ないので書きますが、
「なんじゃこりゃ!今まで経験した有名メーカー製のスピーカースタンドがゴミに思えてくる...。」
というご意見でした...。

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私の提案で有機的な感じやボーカルやアコーステック楽器の音色感をウオームにする為
オリジナルの木製オーディオボードを入れてみる...。
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結構な重労働なんですが、オッサン二人で結果が楽しみなのでマッハで作業!
音出しで一言、お互いに「イイ!」(笑)

見た目ポン置きに等しいのですが、
電源は他の部屋と電力メーター別の専用電源
静電シールドケーブルでオーディオルームへ引き込み
ブレーカーへ直接ケーブルを繋げKOJO DA-6を通して電源を供給
機器はSoundJuliaオリジナルのケーブルで接続
部屋もSoundJulia方式の音響が施されているオーディオルームです。

ラックの基本的な音の傾向を掴んでいただきましたので
後に機器用のラックも組み立てて機器は全てメタルラックへ納めます。
スピーカー側はパワーアンプをセットして
サイドに機器類のラックを設置しますので見た目はスッキリして
スピーカーの出音を邪魔しない様にセッティングしていきます。
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スピーカーDS-4NB70を攻める!
木製ベースボード+メタルラック+ドライカーボンベースボード
+メタルベース+SJ−SIインシュレーター+DS-4NB70用ドライカーボンベースボード
の上へDS-4NB70をセット(笑)

超絶なS/N感で限りなく広がる音場空間、消えゆく残響が美しい!
演奏者の動く気配まで聴こえてきて生々しくて気持ち悪い程です(笑)
パルジブな超高速反応はDS-4NB70のお得意分野ですが更に痛くなく速い!
スピーカーサイズを忘れる凄まじい低域表現と低域分解能で笑えてくる...。
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DS-4NB70は天板内部にトゥイーター固定用の金属アームが取り付けてありますから
天板全体の振動をハイスピードなドライカーボンで均一化してインシュレーターを逆さまに置いて整振
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ここまでやると、ダブルスタックはどうなるんだろうという考えが頭をよぎりますので
次回は機器をラックへ納めるより浮気してスピーカーをダブルスタック化してしまうかもしれません。(笑)

入力機器となるカクテルオーディオ X50Dは
ストレージは別電源に改造、内部SATAケーブルも交換
KOJOのDA-6電源で本体電源を供給
I2Sは私のオリジナルケーブルで製作
セットは下記の通りで木製ボード+メタル+ドライCARBON
(取りあえずの仮置きです。)
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帰りに他の部屋のリノベーションも見て帰りました。
和室
昭和丸出しの和室が、古民家?城?風な感じに生まれ変わりました。
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奥の障子を開けたところ
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白かった床柱も良い色に変化しました。
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名栗加工の無垢板を貼った玄関扉、もう片方も同じ感じです。
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見た目がエグイ!
前に立つとチョッと怖い感じのドアになりました。
家主を知らない方の場合、ピンポンするのを躊躇うかも...。

まぁ、男の隠れ家ですからこれで良いんです!(笑)
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お客様と選んだ家具も入り、完成までもう一息です。
年明けにはリビングやダイニングが完成して完了となります。

恒例の最近の外食

良い時間帯になると20人ほど並んでいる焼き肉屋へ行ってみました。

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店の隣 白眉さんの ランチ¥700-
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こちらもお隣 肉野菜定食¥700-
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こちらは大須商店街の中華料理屋さんのランチ ラーメン+天津飯
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うるぎ うるぎ定食
ご飯少な目で注文したら、小鉢うどんのメンがツユから出ているドカ盛りで来ました。
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店主のおっちゃん ご飯を減らした意味ないじゃん...。(笑)
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一力で トロ定食
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来店者が居ない時はケーブルを作っております。
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私が数々経験した有名オーディオブランドケーブル
WesternElectricの線材
自作多数、ラダーケーブル等を聴いて試してたどり着いた結果のケーブルです。

超S/N、超分解能、広い音場空間、ワイドレンジ、ボケない波動低音...。
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posted by Lansing at 15:30 | Comment(0) | 男の隠れ家オーディオルーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

古民家再生オーディオルーム 6

施工は着々と進みほぼ最終段階となっております。

今日はカーボン繊維の混ぜ具合と塗り方を監督して音響漆喰を塗りました。

下塗りが終わったスピーカー背面の壁
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腰壁はブロックです。
ブロックの両端側面の腰壁は低域コントロールの為、砕石吸音壁となっております。
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海藻のノリに麻とカーボン繊維を混ぜた漆喰
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塗ります。
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漆喰を塗っている職人さん持参のラジオがBGMとして鳴っておりますが
下塗りだけの状態でも音の響き方が良く完成時の音に期待がもてます!

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カーボン繊維でグレーになっていますが、乾いてくると白くなります。
こちらの壁は整音して音を反射させます。
そして側面や背面の壁は漆喰内に空気層を作り整音と吸音効果のある音響漆喰を塗ります。
土壁に聚楽の壁も聚楽を剥いで漆喰で塗ります。

漆喰は壁紙と違い空気の清浄化作用がありますので
部屋の空気が澄んで居心地の良い空間となります。

廊下の方の壁も全部漆喰で塗ります。
漆喰の配合や塗り方は変えています。
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部屋は床暖を入れましたがスピーカーをセットする床部分とは縁切りしていますので振動面でも有利
漆喰が塗り終わり細かな仕上げ作業の後、部屋全体をクリーニングします。
クリーニング後、オーディオ用の電源コンセントを施工し
AIRPULSE A200又はA100を持参して音出しテストします。
年内の完成予定です。


posted by Lansing at 13:39 | Comment(0) | 古民家再生オーディオルーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする