2016年05月21日

聞いてはいけない物

昨日の夕方の出来事です...。

バイオリンを趣味とされていらっしゃる方が持ち込んできたバイオリンです。

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まぁ
パット見は、入門用のピカピカした新品の安物ではない事は分かりますが、
どれほどの価値が有る物なのか?

適当に触らせていただき、弦を弾いたりして音色等を確認すると
右の薄い色
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こちらの方が、音のはなたれ方がぶわっと来て
高域の複雑で多彩な音色が綺麗に聞こえ
軽く鳴って音が明るい感じ

濃い方
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こちらも同じ様に触って確かめると
大人しいというか
しなやかで穏やか、
低音に厚みとエネルギーあり
弁えのある音に聞こえます。

「高いのはどっちだ?」と言われたので

「色の薄い方」と答えると

楽器の性能が高い方は、色が薄い方で
価値が高い方は色が濃い方という回答...。

では、早速バイオリンツイーターとして鳴らしてみます。

ボディー色の薄い方から聴いてみると
明らかに今まで使用していたバイオリンに比べ
音色が増えて音が明るくなり
全体的に明瞭な音質へ変化、
ビブラートをかけている時など、
演奏者が揺れている感じが良く分かり
生楽器は、光る様な音色で聞こえてきます。

今までお世話になっていたバイオリンとは別格のサウンドに驚き
続いて色の濃い方を試すと、
演奏中のS/Nが一気に向上したかのような静寂で落ち着いた音場へ
濃く、深く、怪しい色気ある表現で音楽が迫ってきます。

バイオリンから音は殆ど聞こえませんが、
低域の厚みなどが違って聞こえるのは不思議で
ピアノのタッチの微妙な感じ、ペダル操作の絶妙な強弱感等
掴めるように分かります。(笑)
感情移入も伝わってくるし、
上質なサウンドで演奏が一段と上手く成った様に聞こえてきます。(笑)
聞けば聞く程、引き込まれていく感じがして
声は生っぽいし、弦楽器は弓で弾いた時のグッと来る感じ等も素晴らしい...。

自分が押し黙って聴いてしまっているので、一旦中断して我に返り、
「ところで、これらのバイオリンはお幾らなのですか?」の質問...

まぁビックリ!(@_@)
現行のルーメンホワイトが楽に買えます。(笑)

気軽に触るのも怖くなってきたのでケースへ戻し
元のバイオリンをセット、
改めて聴き直すと、
高級三ツ星レストランから下町の美味い大衆食堂のメシへ変わったかのような変化...。

ちなみに現在使用しているバイオリンは、
店頭売価¥30万程度の借り物です(笑)

う〜ん、ちょっとショックです。

1万円のバイオリンをツイーターとして使用しても
無いより有った方が聞いた感じは良くなるのですが、
凄く良い物と比べるとイカンですね...。

今度、バイオリンのプロの方が、
オーディオの相談で来店されるのですが、
バイオリンも持ってきてほしいとお願いしてあります。

生で演奏していただきたいですし、
バイオリンツイーターの感想も伺いたいし
その方のお高いバイオリンもツイーターで試しても良いのなら(笑)
ためさせていただきたいと考えています。


posted by Lansing at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする