2023年05月27日

DAPケーブル 3.5mm--3.5mm(ステレオミニジャック仕様)

少し前のブログを観たお客様からDAPケーブルの製作依頼を受けました...。

今回はポータブル用という事なのでアース線の引き出しは無く
シールドアースはグランド共通型に変えて製作しました。

DSC03202[1].jpg

ケーブルは、Ultimateケーブルを超えた構造の限界突破型の特別仕様です。
Ultimateケーブルよりワイドレンジかつ高分解能、癖や付帯音などを感じないケーブルです。

前に紹介したDAPケーブルの説明で、
BluetoothスピーカーのAUX(3.5mmステレオミニジャック)から
入力して聴いても良さが判るという事を申し上げましたので完成後のテストでビデオを撮りました。

一般的なiPhoneやスマホ、ビデオやカメラを使用して録画しますと
自動的に録音レベルなどが調整されるALCが働き
小さな音は大きく、大きな音は小さくして音量一定で聴きやすい録音になりますが、
下の写真のSONY HDR-MV1 の場合、何も調整しないリニア録音で動画が撮影できますので
こちらでビデオを撮りました。

完全なる空気録音です。

ヘッドフォンを使い一般的なYoutubeなどの動画視聴時よりボリュームを大きめで視聴しますと
リアリティー溢れる音で観る事ができると思います。

音の入力機器は、
スピーカーは T7 ウォークマンはSONY NW-A45安ったです。(笑)

DSC03203[1].jpg

スピーカーから5m以上離れても音が通ります。

下記Youtubeで確認ください。
このブログ内での動画試聴ではなく、YoutubeロゴをクリックしてYoutube本体へ飛び
画面にある動画の設定(歯車マーク)で、
1080PのHD画質へ変更してして視聴しますと高音質化します。

posted by SoundJulia at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月20日

Debut ConneX DCB-41

エラック最新型アクティブスピーカーをテストです...。
価格は定価:¥94,600-
現在の実売最安値:¥81,300-(価格ドットコム調べ)

現在取り扱っているAIRPULSE A80と比べてどうなのかという興味です。

今回のスピーカーは、ARC対応なので
テレビのHDMIにARC機能が付いている場合、
テレビのリモコン操作でスピーカの音量や電源が連動します。

PCから音出しの場合はUSBやBluetooth(apt-x対応)

光デジタル入力も付いています。

レコードプレーヤーを直接つなげるフォノ入力(MM)も付いています。
もちろんライン入力も可能!

到着しました。
DSC03196[1].jpg

開梱
DSC03197[1].jpg

付属品等
DSC03199[1].jpg

●外形寸法:140W×245H×203Dmm 小型です。
DSC03201[1].jpg

パナソニックの有機ELテレビにつなげてセットしました。
DSC03200[1].jpg

まずBluetooth(apt-x)で聴いてみると...。
問題なく良い感じです。
締まりと抜け感が良く高域に若干の輝きと艶があります。

続いてPCからUSB(最大 96kHz 24bit)
こちらはBluetooth接続より音密度感が増し精緻な感じに変化
ノートPCへリッピングした音源も綺麗に再生して高音質です。

TVアプリのYoutube試聴でも良いのですがCMが入るので
PCからTVへHDMIで繋ぎYoutubeを試聴! 快適で音質も素晴らしい!
TVやアマゾンプライムビデオの試聴もTVの音とは思えない良さです。
TVのリモコンで連動しますから、リモコン1個で操作を済ませたい方には便利!

エラックのミラコード90を繋ぎレコードを聴いてみましたが、
ゲインが少し低い感じで通常試聴は良いのですが、爆音まで音量が上がりません。
カートリッジの出力は2.2〜4.9mVなので低くはないのですが、もう少し増幅度があった方がありがたいです。

PCとUSB接続でリッピングした音源やYoutubeを視聴してみました...。
A80と比べてどうかですが、
価格的にはA80が¥85,000- Debut ConneX DCB-41は¥81,000- まぁ良い勝負です。
爆音までの出音安定度はA80に余裕があります。
Debut ConneX DCB-41には低域を豊かにするXbassが付いていてこれをONすると
一回り大きな箱になったかのようななり方をしますので使えるスイッチだと感じます。
(A80はトレベルとバスのコントロールツマミが付いている)
あと色々と比較する部分はあるのですが、甲乙つけがたい感じです。

出音の締まりが良く高域にキレと若干艶感のあるDebut ConneX DCB-41
全体的にフラットで癖のないA80
A80とDebut ConneX DCB-41では、
トゥイーターがリボンとソフトドームで違い
ウーファーはメタルとポリプロピレンの違いがありますが
どちらも¥100,000-以下で買えるスピーカーの出音とは思えない良さです。
下手に数十万円でバラコン(CD+プリメイン+スピーカー)を組んで音出しするより
完成度の高い音が出ると感じます。

出音の傾向がA80はアメリカ系Debut ConneX DCB-41はヨーロッパ系って感じです。
ここで好みが出るかと思いますが、
個人的には、この価格でこの音ならどちらでもOKかな...。

低価格でここまでの音が出ると怖い時代になってきたと感じます。
高級(高額な)小型スピーカーを展示販売しているお店の場合
AIRPULSE A80/A100/A300は展示しませんので
このエラックのDebut ConneX DCB-41も展示試聴する店はほぼ無いと思います。

今回テストしたこのDebut ConneX DCB-41は展示試聴用で1セット導入し
販売価格は価格ドットコムの最安値と同じで販売いたします。

次回はYoutubeで試聴時の動画をUPしたいと考えております。


posted by SoundJulia at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月15日

DAP、カーオーディオ用 ラインケーブル

ホームではなくカーオーディオマニアのお客様からのご注文でケーブルを作りました。
元々、当店で販売していたMILスペックケーブル、
オレンジ君、シルバー君をお気に入りで使用されていたのですが、
その後、当店のドライカーボンアクセサリーをカーオーディオで使用されてお気に入りいただき
さらなる高音質化という事で、今回ケーブルの製作依頼を受けました。

音源はDAPからアンプを通してスピーカーを鳴らす方式
DAPからの出力3.5mmミニプラグと
バッファ的に使用しているアンプの出力ケーブルを作りました。

DAP用
DSC03180[1].jpg
パープルのリードはアース線
当店のケーブルは特殊なシールド構造になつていますので
アースの落ちていないDAPを車のシャシーをアースに見立てて落とします。
車は金属の塊ですから、現在人気の仮想アースの化け物みたいな扱いです。

ケーブルは固いと使いにくいので端末以外は柔軟です。
DSC03181[1].jpg

バッファアンプ用 3.5mm→RCA(ジャック)
DSC03182[1].jpg

どちらも当店のUltimateケーブルを超える限界突破構造で製作しました。

車ではなく店の環境でSONYウォークマンからの音出して
市販の3.5mmミニプラグ付きケーブルと今回製作したケーブルで試聴してみましたが
分解能やレンジ感、音色、表現、マルチ録音の分離の良さ...etc。
圧倒的な差が出ました!
チープな物でも聞き分けられるのか?と
ウォークマンからBluetoothスピーカーの外部3.5mmミニプラグ入力へつないで試聴してみると
SONY純正の3.5mmミニプラグケーブルから繋ぎ変えて試聴しますと
情報量が多くなり高域は綺麗で低域は弾み出音の力強さや彫の深さにかなりの差が出ました。

これなら音的に詰めているカーオーディオでも十分な変化が期待できると思います。
繋ぎ変えた後のコメントが早く聞きたいです!
posted by SoundJulia at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月09日

CD34改(NOS DAC)修理

数年前に当店で販売したCD34の改造品 ノンオーバーサンプリング仕様をお使いのお客様から
「最近トレイ動作がNGになった...」という連絡が入り CD34を預かりました。

サクッとバラします。 
ネジは六角星形なのでトルクスレンチが必要かつボディーと内部でネジが違います。
DSC03174[1].jpg

トレイを動かすドライブモーターの動きがおかしいので確認すると
ドライブベルトが切れて、プーリーへ引っかかっておりました...。
純正のゴムベルトは無いので、ゴムより耐久性のある材質で現物合わせでベルトを作り換装!
DSC03175[1].jpg

修理完了後、
ピックアップレンズを確認すると(やや白い)
DSC03176[1].jpg

気になるのでクリーニングしました。
DSC03177[1].jpg

ビフォー
DSC0317600.JPG

アフター
DSC0317700.JPG

サクッと組み立てて動作確認OKなんですが、
今回のベルトは私が新規製作したベルトですから、
もしかして、しばらくすると、つなぎ合わせた部分が剥がれてしまう可能性があります。(^^;)
ベルト製作時はグイっと引っ張って確認して問題なかったのですが、
このまま3日程度テンションが掛かった状態でトレイを動作させたりとかして問題なければ修理完了です。

NOS改でケーブル直だしなので出音は鮮度感があり生っぽく音色濃い目で厚い!
ダイアナクラールを聴きながらブログっておりますがイイです。
あまりに良いのでゲルマニウムトランジスタアンプに繋げて再試聴...更に良い!
オーディオ馬鹿は音を聞き始めると仕事が止まってしまいます(笑)
DSC03179[1].jpg
posted by SoundJulia at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月08日

ドライカーボンメタルラックとメタルウーファースタンド

お客様からスーパーウーファー用のスタンドをご注文いただいたついでに
当店用のスタンドも製作いたしました。

メタルスタンドへ使用している金属は、
当店のドライカーボンインシュレーターSJ-SIへ組み合わせるメタルベースと同じ特殊素材です。
DSC03167[1].jpg
ポールの先端へSJ-SIをはめ込む様に作りました。
この構造ですと巨大で極重なメタルベースでウーファーを持ち上げることになりますし、
持ち上げることにより定在波対策にも効き目がありますから低域の改善効果は絶大!!
DSC03168[1].jpg
YST-SW1000Lを載せました。
DSC03173[1].jpg

続いてラックです。
GWの休みを利用し、お蔵にしていたカーボンメタルラックを引っ張り出して組み立てました。
WN(ブラックウォールナット)のラック1台と入れ替えました。

メタルベースと同じ金属をマシンで彫り込んで凹加工しその部分へドライカーボンをはめています。
DSC03171[1].jpg
見た目薄いので軽そうに見えますが、とんでもない重量です(笑)
DSC03170[1].jpg

音の入り口機器をメタルラックへセットして音出ししましたが、
今までと同じ装置??というほど音の雰囲気が変わりました。

スパーウーファーをONした時の「バフバフ」「ブオンブオン」と聞こえるだらしない低域は皆無!
ダブル使いのYST-SW1000Lは、
ハーツフィールドと一体になる感じで低域分解能が良くなり
低い位置へ置いていた時の障害が減少してクリアです。

ハーツフィールドからの出音はエネルギー感の凸凹を感じなくなり
音が聴きやすく音場は広くなりビンテージ臭さを感じません。
地に足が付いたような踏ん張りと静けさを感じるような高S/N感
075が放つ高域は「ジャリジャリ」した雑い感じがなく高分解能で精緻です。

何かしらを少し弄ると途端に出音が変化する敏感な感じになりましたので
色々聴きながらセッティングを詰めようと考えております。


posted by SoundJulia at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする