2022年05月05日

オリジナル真空管アンプ廃盤のお知らせ!

10年以上にわたり製作してきました真空管アンプ全機種を廃盤とする事に決定いたしました。

今まで価格据え置きで頑張ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症、ロシアの戦争などの影響で
真空管(オールドNOS球)、使用パーツの入手などが困難、
金属価格や加工費の高騰で、ケースや特注トランスの価格も驚くほど割高になり
汎用品でくみ上げていない影響がもろに出てしまう結果となってしまいまして
2022年4月以降で新規製作の見積もりを立てますと、今までの3倍ほどの価格になってしまう事から
廃盤する事に決定いたしました。

発売当初から統計で、真空管の劣化(特に整流管)以外に故障する事が殆ど無いアンプですが、
すでにお買い上げいただいているお客様の修理は受け付けますのでお申し出ください。

SJ-6BQ5
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SJ-preamp
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SJ-6L6
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2022年05月02日

MCカートリッジ 昇圧トランス

手持ちの昇圧トランスをいろいろと試してみた...。

お蔵になっていたSONYの小型トランス
HA-T10(白) HA-T50(黒)
白が普及品で黒が高級品(SONYが開発したパーマロイより性能のアモルファス合金磁気コア採用)
当時の価格¥6,400-と¥25,000-(笑)
入力ジャックへ差し込んで使うタイプなので邪魔になる事なく使い勝手は抜群!
T10の方はそれなりの音質
T50の方は見た目から想像できないほど高音質です。
レンジや分解能、透明感など大きく差を付けます!
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DENON AU-320 
長くオーディオを嗜んでいらっしゃる方には見覚えがある何処にでもあるような昇圧トランス...。
1970年代のトランスなので接触不良さえなければ使い勝手は抜群に良いトランスです。
接触が悪いと寝ぼけたような音になりますのでジャックやピンプラグをコンタクトオイルで清浄して使用
テクニカのMCなどは3Ωで使った方がゲインも上がりダイナミックな感じの出音になります!
現代の変なトランス買うよりよ良いと感じます。
低域がしっかりして小気味良い感じです。
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入力2系統、フロントの切り替えスイッチで昇圧トランスパスもできますので
MM/MC2系統入れても、いちいち繋ぎ変えることなく使用可能となっています。
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高級品(笑)
DENON AU-S1
オルトフォン SPU-T100
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AU-S1は高性能な明るい音で、分解能も高く抜けもキレも良くレンジも広いです。
がっちりした金属ボディーに収められているのでダルさのないクッキリした出音で迫力もあります。
数万円のMCを使う場合、これぐらいのトランスを使用しませんと意味がないと感じる程です...。

オルトフォンのSPU-T100は銀線トランスですが、
銀のギラギラ感はなく高級な質感で安定した低域と高性能な出音を感じます。
味わいよろしくサウンドではなくレンジも広く現代調ですので高性能低インピーダンスカートリッジならOK!
テクニカのAT37ルビーカンチレバーで聞いてみましたが、
恐ろしく抜けて切れて低域が弾む出音となりダイレクトカッティングディスクなどは
聴いた事が無いほどの(笑)破壊的な音質で楽しいです。
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色々聴いてみましたが、SONY HA-T50は、見た目なんじゃこりゃ〜ですが、音はHi-Fi(笑)
昇圧後に変なケーブルやプラグなどを通す事なく入力してしまう構造が功を奏して良い出音になっている感じです。
SONY最盛期の高級カセットデッキ777とかに通じる出音感も感じます。

欲張らない普通の音でコスパ重視ならAU-320
レンジも音数も多い高音質系ならAU-S1
お金に余裕があればオルトフォンSPU-T100で高額な低インピーダンスカートリッジで楽しむとか
トランスが邪魔くさいと感じるのであればSONY AH-T50で十分かなと...。
アナログは面白いです!

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2022年04月30日

半導体ディスクリュート回路プリアンプ(フォノイコライザー付き)完成!

数年かかり漸く形になりました。
これはプロトタイプ3号機で最終プロトタイプになりますのでこの後、製品化の検討に入ります。

フォノ1系統 ライン2系統 入力可能な仕様で、ゲイン調整ができます。
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金属ケースで見た目よりずっしり重いです。
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真鍮削り出しのツマミ芯へ万年筆で使用されるエボナイトを被せています。
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ジャックはセンターピンの接触不良が起こりにくいタイプを採用しています。
100V電源で消費電力3Wの省エネ仕様です。

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大きさも小型にまとめましたので、
邪魔にならないサイズ感で、ギュッと締まった精密感あるデザインとなっています。
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使用半導体は昭和のキャンタイプトランジスタでディスクリュートのアナログ回路で構成しております。
音質傾向としては、オープンデッキの出力のような鮮度と躍動感ある感じでS/N感も良いです。
フォノは、驚くほどのハイスピードサウンドと分解能で迫りますので
抜け、切れ、立ち上がりは抜群に良く、えぐる程の音数でレコードを再生します。
やかましく耳が痛い音ということではなく、シンプルイズベストを実現しておりますので
高級フォノイコによくある重厚な回路による音遣れ感がなく抜群の鮮度を感じる出音という意味です。
現代の反応が遅いスピーカーでは付いていけないかもです。

アナログ時代最後の頃のソフト
ダイレクトカットディスクや76cmマスター使用の高音質盤、テストレコード等は
デジタル音源のソフトでは聞くことができないほどのサウンドになりますので
現代のなめらかで穏やかで柔らかい腑抜けたフォノイコで聞くレコードの音ではなく
1980年代最後の最高音質なレコード再生音を目指している方にはお勧めだと思います。
当時の半導体使用でシンプルな回路構成から再生される音は
レコードはその時代に合った構成の機器で聞くのが一番かと思えてしまいます...。


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2022年04月22日

BL-91納品 Ultimateケーブル

スマホ iphoneでご覧いただいている場合、広告がうっとうしいと思いますが消せないんです。
PCでご覧いただくと広告は出ません。

先回のブログでいろいろなカートリッジを聴いたBL-91もお別れです...。
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ダストカバーも綺麗で年式から考えても申し分ない状態です。
包んでお渡しできる状態にしておきます。
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UltimateラインケーブルTypeXLRをご注文いただけいましたので製作いたしました。
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来週は、新築オーディオルームの打ち合わせをいたします。

寒かったり暑かったり、コロナも酷い状況ですが、地味に仕事をしております...。

2022年04月19日

MICRO BL-91 SAEC WE407/23

店頭のマイクロBL-91を購入したいとのお申し出がありましたので
販売前に色々なカートリッジを聴いてみました...。
私個人の好みが入った言いたい放題のコメントです。

シュアー V15 Type1 
厚く太く濃くエネルギー感ある出音でぶっ飛びます。(笑)
何故か人気のTypeVをこの後聴くと細くてしなやかで女々しい音に聞こえてしまいます...。

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少し美音にしてやろうかと
ヤマハのシェルに真鍮ビス、純銀リードでセット 正当な感じではないけどアリの音!(笑)

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アルミブロックの本体はTypeUまでで、TypeVは樹脂となり音も軽い...。
M44G系だけど出音は別物で、あのチープでガチャガチャしたサウンドではない...。

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秘蔵のオールドSPU
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何も言う事が無いほどの抜けと切れとエネルギー感ある音で聞かせてきます。
普通のSPUに感じる厚く太く低域デブで分解能が低い感じは微塵もない...

分離が良く力強いゴリっとした低域に支えられ瞬発力あるスピード感!
ピアノのアタックも見事でシンバルの切れはトゥイーターが危ないかと思うほど抜け良く切れます。(笑)
ギターもバイオリンも見えるような感じの表現...
超高音質系のカートリッジもめった切りにされてしまうほどの出音です...。
この1本だけ異常なほど良い音なので手放せない逸品です。
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DL-103R
DL-103の改良品という事で入手しましたが、基本はDL-103の音
やや明るい出音となり細かい部分も再現できるが高域分解能は現代カートリッジより低い
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DL-103S
針は楕円でコンプライアンスを上げて針圧を軽くしているのでDL-103とは別物の分解能!
低域もDL-103の固まったような感じではなく、しなやかで広い感じに聞こえます。
DL-103で高域がつぶれている感じが嫌いな方には良いかもしれない...。
個人的にDENONのカートリッジはDL-305の美音が好き!
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AT-33ML OCC
下手に使うとドンシャリ音とかになり嫌いな方が多いカートリッジだけど(笑)
上手く鳴ると、力強い低域と抜けて切れる高域が爽快なサウンドとなり快音です。
特にフュージョン系には抜群の相性!
普通のアルミシェルやマグネシウム、ダンプの強いシェルだとつまらないかもです。

AT33ANVだとアルミパイプ カンチレバーになるので これより音は明るめに出ます。
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AT-37E
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ルビーカンチレバーの逝っちゃってるカートリッジ!
私が高校生の頃のカートリッジだけど今でも健在!
ゴリゴリで筋肉質で力強い低域に何処までも綺麗に伸びて抜ける高域は
金属系カンチレバーでは聴けない出音!
ハイハットやシンバルの細かく艶が乗って抜け切る音は快音!
高音質45回転やダイレクトカットのワイドレンジディスクを掛けると驚きのサウンドで仰け反ります。(笑)

調子に乗ってダイナベクターのダイヤモンドカンチレバー17DXへ付け替えてみると
Rchが死亡していた...。
SONYのXL88Dを探すも何処にかくれんぼしているのか分からない...。

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アナログ最盛期、昭和の組み合わせに感動した。
posted by Lansing at 12:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする